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【寝違えた時に絶対やってはいけない3つのこと】

【寝違えた時に絶対やってはいけない3つのこと】

朝起きたら、首が痛くて動かせない——
いわゆる「寝違え」は、多くの人が一度は経験したことのある急性の首のトラブルです。

正しく対処すれば1日〜数日で回復することが多いのですが、
多くの方が自己流で首を動かしたり揉んだりして悪化させてしまうこともあります。

また、正しい処置法を知らない治療院にかかってしまうと、回復が長引く原因にもなります。


寝違えた時に絶対やってはいけない3つのこと

寝違えのときに避けるべき行動は、この3つです。

1. 首をいじる(触る・ひねる)
2. 強く揉む・マッサージする
3. 冷やす

これらは一見効果がありそうに思えますが、逆効果になることが多いです。


寝違えのメカニズムとは?

寝違えは「炎症」ではなく、筋肉の異常な緊張と血流低下によって起こります。

例えば、変な体勢で長時間寝てしまった時、
首や肩の筋肉が引き延ばされた状態で固定されます。
筋肉は、伸びながらも縮もうとする「反発」の力が働きます。

その結果、筋肉が無理に引き延ばされたまま緊張しつづけてしまう状態になります。

  • 血流が悪くなる

  • 痛みを感じる神経が興奮する

  • 動かすと激痛が走る

これが寝違えの正体です。


揉むとどうなる?冷やすとどうなる?

  • 強く揉むと、引き延ばされている筋肉がさらに縮もうとして緊張が悪化します。

  • 冷やすと、血流がさらに低下して神経の興奮が強くなり、痛みが増す場合があります。

つまり、よかれと思ってやったことが、回復を遅らせる原因になるのです。


では、どうすればいいの?

ポイントは2つだけです。

触らない
温める(シャワーやホットタオルでもOK)

この2つを守るだけで、自然回復のスピードは格段に上がります。

また、引き延ばされた筋肉をやさしく戻すための専門的な手技も存在します。
これはセルフケアではできないため、この施術ができる治療院を選んでください。


最後にひとこと

寝違えで首が痛いからといって、
「首の骨がズレている」などと不安を煽るようなことを言う人もいますが、
寝違えと首の歪みは基本的に無関係です。

変なことを言われたら、気にしなくて大丈夫です。

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