【首専門接骨院の先生が教える】寝違いの本当の原因と自分で改善する方法
こんにちは、金沢市有松交差点角の松本接骨院です。
今回は首の痛みの代表格・寝違いの原因と対処法についてお話ししていきたいと思います。
寝違いとは起床時の頚部の筋肉の過緊張とそれに伴う痛覚神経の興奮による首の痛みです。
骨の歪みではなく、筋肉と皮神経の痛みです。
当院には本当に沢山の寝違いの患者さんがいらっしゃいますが
大体1回の施術で痛みは50%ぐらい激減します。
実はほとんどの治療院が寝違いの間違った原因に基づいた間違った対処法をしてしまっているので、直ぐには良くなりません。
ここからは寝違いによる首の痛みの本当の原因と対処法ををお伝えして行きたいと思います。
それでは参りましょう。
目次
寝違いの原因 その1 「冷え」
寝違いは血流循環不全、「冷え」によって引き起こされます。夜、寝ている間、人間の体温は低くなります。その状態で寝返りをあまり打たず、長時間同じ首の角度でいると、冷えた筋肉はさらに緊張していきます。これが原因の一つです。
寝違いの原因 その2「疲労」
これも冷えと似ていますが、日ごろの疲れがたまると、筋肉は硬くなって行きます。
特に長時間の同じ姿勢、例えばデスクワークなどで首こりが長引いていたりすると、筋疲労は慢性化し硬くているはずです。こんな時に寝違いは起こりやすくなります。
寝違いの原因 その3「嚙み合わせ」
悪い嚙み合わせは夜中の歯ぎしりを誘発しやすくなります。顎の力は数十キロと言われていますし、まれに歯ぎしりで歯が割れる人もいるぐらい。
夜中にそんなに思いっきり噛んでいると、首の筋肉も緊張します。朝起きていつも首が重痛いと思っている方は寝違い予備軍かもしれません。
さて寝違いの原因が分かったらあとは対処法も簡単です。
一番間違った方法は「冷やす」事と「強く押したり揉んだりする事」です。これは絶対やめてください。
寝違いの対処法 その1 温める
原因の項でもお伝えしたように、寝違いの首の痛みの原因は「冷え」なので、対処法の正解は温める事です。温かいシャワーを当てたり、蒸しタオルを首に当てたりして温めてください。
寝違いの対処法 その2 引っ張る
何を引っ張るかと言うと皮膚です。つまむように引っ張るのではなく、手のひら全体で覆うように優しくつかんで軽く引っ張ります。
時間は約2~3分。
軽く引っ張る事によって血流が促進され、痛覚神経の興奮も和らいでいきます。また心地よい程度に引っ張る事で脳から鎮痛物質も分泌されます。
引っ張る方向は、自分で引っ張ってみて気持ちいい、心地いいと思う方向です。下にやり方を紹介しているブログを貼っておきます。
直ぐに効果は出ませんが、6時間~10時間後にはかなり軽減しているはずです。
まとめ
寝違いによる首の痛みは、結構誤解されています。冷やしてしまったり、強く揉んでしまって余計に状態を悪くして、痛みを強くしてしまう方もいらっしゃいます。
嚙み合わせの問題は歯科医院に相談するしかありません。金沢市であれば当院がお世話になっているおすすめの歯科医院がございます。
まったく動けない様な強い痛みは、接骨院などの専門家に任せた方が良いですが、ちょっとぐらいの痛みであれば、前述したようにセルフケアできますので、もし寝違いによる首の痛みにお悩みの方は、是非、お試しください。
金沢市にお住まいの方は、ぜひ有松交差点角の松本接骨院にご相談ください。