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上部頸椎の奥深さ:上部頸椎へのアプローチは骨ではなく神経系である。

※このブログは少々マニアックな内容になっています。また書いているうちにまとまりが無くなってしまっていますが、広い心でご笑覧ください。


頸椎は7つの椎骨で構成されています。

上部頸椎とは

第一頸椎と第二頸椎の事を指します。

第三頸椎から第七頸椎は下部頸椎と分類され

機能的にも自由な可動を有する上部頸椎を支えるための安定性頸椎とも考えられています。

 

巷ではよく首をポキポキならして動かすことで頸椎の動きを良くしようとする行動が見られますが

その時に音がなっているのは大抵下部頸椎です。このアプローチは安定性の必要な下部頸椎に不安定さを生み出してしまい、結果的に周囲の軟部組織が代償的に緊張を強いられいつまで経っても凝り感や違和感が解消されないという事態を起こすことがあります。※(あのボキボキ感がスッキリする気がするのはGABAが関わっています)

 

話を戻しますが

上部頸椎は後頭下筋群とともに頭を支える役割があります。

後頭下筋群には筋肉の長さに反応する筋紡錘などの深部感覚受容器が他の部位より密に存在し、わずかな頭の角度や、眼球の動きにも敏感に反応し、頭位軸を正中に平衡に保とうとします。

頭を支え、上手にバランスを取るには、上部頸椎や後頭下筋群の働きだけではなく下顎のバランスも必要です。

下顎は人体の制振装置と考えられ、揺れる事で体が倒れないようにしています。

また上部頸椎を構成する正中環軸関節は全脊柱中、最大の水平面可動域を有しています。左右で約45°動きます。

第一頸椎である環椎には心臓から上行してくる椎骨動脈が貫き脳へと続きます。

ヒトの椎骨動脈は左右一対ありますが、太さが左右で違うことがほとんどです。極端に細い方もいらっしゃるようです。そのせいで頭の傾きや頚部のねじれにより椎骨動脈循環不全が起こることがあります。

環椎の椎孔には後頭骨から出てくる延髄の下部が入り込んでいます。

延髄は副交感神経の核があり、循環、呼吸、嘔吐機能等、人体の自律機能を調整しています。

環椎は頭を支えるという役割からギリシャ神話の天空を支える神「アトラス」の名が冠されています。

この頭の付け根は昔から神の口とも言われ古来から生命をつかさどる神秘的な領域でした。

 

この様に上部頸椎領域にはヒトが生命とその健康を維持していく上で解剖学的にも哲学的にも重要な領域なのです。

その分、様々なアプローチがなされてきました。

各分野からのアプローチには言及しませんが、こんな狭い領域に様々な方法でヒトを健康にしようとアプローチがなされています。

 

どんなアプローチがなされようと、人体の中で起こっている事実は一つです。

それは「神経系」に作用しているという事実です。構造ではなく神経ネットワークです。

 

あなたが上部頸椎領域をマッサージしても、首を回しても、首に鍼を刺しても、首の近くで機械の音を鳴らしても、指で触るだけでも

人体に張り巡らされた感覚神経が反応します。深部感覚に変化が起こります。

それらは脳で情報処理され

骨格筋や自律神経系にフィードバックされ何かしらの現象が起こります。

 

よっぽど侵襲的で破壊的なアプローチでなければ、人体にとって良い結果が生まれるでしょう。

それは特に感覚として得られます。

 

脳(中枢神経)とはとても繊細で

上部頸椎領域に何らかのアプローチがなされる時に

香り、温度、湿度、質感、光の量、信頼感、安心感といった情報も同時に中枢に上っています。

そこで何か一つ強烈なネガティブ要素があると、

物理的アプローチによって起こった感覚の変化にエフェクトがかかってしまいます。時には物理的アプローチによる感覚の伝導がシャットダウンされる事もあります。

 

感覚神経に入力された情報は中枢で処理され各効果器で何かしらの反応が起こります。

血管が拡張したり、筋肉が緩んだり、緊張したりします。

その結果、関節の動きが良くなったり、痛みが軽くなったりします。

安心感や自己肯定感など心理的な変化が起こると、表情や姿勢が変化したりします。

気持ちも前向きになり、時に憂鬱な気分が解消されることもある様です。

 

上部頸椎領域へのアプローチは非常に効果的ですが、末梢神経を介した中枢神経系へのアプローチなので

環境も整えてあげなければブロックされることもありますから事前の準備も大切です。それはどんな仕事にも通ずる事です。

 

有り体で言うと、あらゆる施術は末梢神経を介した中枢神経の反応と変化のプロセスなのです。

しかしそれぞれ立場と解釈が違うので、星の数ほど手技療法があるのです。

 

上部頸椎領域に機能的な問題があり、それが人体に何か悪影響を及ぼしているかどうかは

実際に判別する事は非常に難しいです。

CTやX-pで関節面がずれていそうでも、動きに問題がなければさほど悪影響は無いように思います。

画像的に関節面がきれいに並んでいても、上部頸椎領域の動きに癖があると体のバランスが崩れていることがあります。

ですから私は「動き」を特に重要視しています。

サーモグラフィ検査や画像では動きの中の一瞬の静止状態しか捉えられませんので、全体の機能性のつながりが見えません。

 

見た目の歪みは必要性がある事もあります。個々の中枢神経は感覚情報を介して常に最適な状態にしようとしています。他人が外から見て良いかどうかは分かりません。何が最適な状態であるかを知っているのは中枢神経だけです。

とはいえ、薬物、化学物質、アルコール等、中枢神経に作用する物質でその機能が正常に働いてない場合もあります。この場合は末梢神経も正常に機能していないので外部からの物理的アプローチの効果は期待できません。

 

なんとか上部頸椎へののアプローチが成功し

後頭下筋群の異常緊張の除去、椎孔動脈の循環改善、環椎後頭関節の可動域改善、正中環軸関節の可動域改善、外側環軸関節の可動域改善、自律神経の機能改善、抗重力筋機能改善、姿勢反射改善等が起これば

もしかしたら患者さん、クライアントさんを悩ませる「症状」が改善されることがあるかもしれません。しかしながら、いつ、どこから改善するのかは個々のステータスに影響されます。

 

私の行っている上部頸椎カイロプラクティックは専用のカイロテーブルに横向きで寝てもらい、上部頸椎領域(いずれかの後頭下筋群上の皮膚)に触れ軽い振動を与えます。振動はあってもなくても良い気がしますが、あったほうが前述した心理的妨害が無くて済むの事が多いので、ちょっと振動を与えています。痛みも全くありませんし、施術後に頚部の可動域がすぐに改善されます。しかし、それがどれぐらい維持されるかと言うのは、これも個々の生活環境や習慣によります。

別にこのテクニックでなくても結果は出ると思うのですが、私は長年このスタイルでやってきたので体が覚えてしまっています。

大切なのは健全な神経系と優しいアプローチ、そしてクライアントさんを安心させる環境づくりかと思います。

 

本来カイロプラクティックは狭義の医療としてあったのではなく、自然の法則に沿った哲学・科学・芸術であり、大宇宙を構成する一部である人体が生まれながらに持った自然環境と適応調和していくための「手だすけ」でありました。

私は現在、医療類似行為としての柔道整復、はり灸を患者さんに施しながら

医療では解決できない、医療では説明のつかない悩みを、上部頸椎カイロプラクティックによって解決できないだろうかと考えて施術を行っています。

カイロプラクティックは医療ではありませんが、人々の健康と幸せを願う気持ちは医療問わず、すべての仕事と同じです。また、人と人とのつながりという点でもすべての仕事と同じです。

またちょっと話が逸れましたが、

もしこのブログを読んで、上部頸椎の奥深さに関心がございましたら、ネットで上部頸椎と検索して、お近くの施術所へ行ってみるのも面白いと思います。

 

金沢市で上部頸椎カイロプラクティックにご興味がありましたら

是非当院へお越しください。

心よりお待ちしております。

 

松本接骨院・はり灸院・上部頸椎カイロプラクティック

金沢市弥生2-7-17 有松交差点角

受付9:00~12:00 15:00~18:30

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