【首専門接骨院の先生が教える】首こりは神経から改善できる。
目次
首こりを感じているのは「神経」
それは首こりは筋肉の硬さとは関係ないからです。
また筋肉自体には首こりを感じる神経はありません。
筋肉を包む筋膜(筋肉と皮膚の間の層)や筋肉と腱の移行部には痛みを感じ、こり感を感じる神経はあります。
ですから筋肉が柔らかい人や、姿勢が良い人でも
この首こりを感じる感覚神経(侵害受容器)が何らかの理由で興奮していると
首こりを感じるのです。
そしてその理由で一番多いのが神経を栄養している血流の低下です。
神経の状態が良くなれば首こりはなくなる
神経を栄養している血流の低下が起こると
痛みやこり感を感じる侵害受容器が興奮し、それを脳に伝えます。
ですから単純に血流を良くする事が、こり感を無くす一番単純で科学的な方法です。
血流が悪くなるのは単純に体を動かさないからです。
長時間同じ姿勢でいると誰でも血流が悪くなり、神経が興奮します。
鍼灸、マッサージ、温熱、電気、、、世の中ありとあらゆる治療法があり様々な理論がありますが、結局のところ様々な刺激によって「神経の血流が良くなる」のです。
でも、もともと神経の状態が悪ければ血流も良くなりませんし、良くなっても一時的です。
神経機能を健康に保つことが何より大切です。
また、こり感は神経を介して脳で感じています。
脳自体に疲労や機能低下があると神経機能が低下し、首こりはなかなか消えないかもしれません。
神経の血流を良くして首こりを無くす
ではどの様に神経の血流を良くしていけばよいのでしょうか。
答えは「こまめな運動」「こまめなストレッチ」です。当たり前の答えで申し訳ありません。
体の構造は単純で、関節を曲げたり伸ばしたり、または軽い運動で心拍数を上げるだけで
毛細血管は広がり、全身の循環は良くなります。
心拍数が120~130ぐらいの軽い運動を一日15分続けるだけで、安静時の疲労感がかなり少なくなることは知られています。運動大事。
デスクワークでもこまめな休憩をとってストレッチしたり、こまめに姿勢を変えるなどするとコリ感は減少されます。
筋力低下も首こりを憎悪させます。
以前動画でも説明しましたが→動画
壁に背を付け、肘が壁から離れないよううにまっすぐ頭上に手を挙げれれば、筋力と柔軟性は問題ありません。首こりが強い人はこれが出来ません。
他にも睡眠は脳機能を健全に保つうえで非常に大切です。
筋肉は押しても揉んでも硬さ自体は変わらないので
施術を受けるなら、あまり強くマッサージされないことをお勧めします。筋繊維が破壊され、余計筋肉が硬くなる恐れがあります。
首こりや痛みを感じる神経は前述したように筋肉と皮膚の間にあることがほとんどなので、
優しくゆっくり皮膚を引っ張るような施術が実は適しています。
強揉みに慣れてしまっている人は、感覚神経が鈍くなってしまっているのでこのような施術では物足りないかもしれませんが十分効果はあります。
鍼が好きな人は浅刺といって筋肉まで刺さずに筋膜まで刺す浅い施術が良いかもしれません。
骨格より神経機能
人間の体は様々です。
色んな体格、姿勢、筋肉、そして知識や性格・思考など実に様々です。
しかし共通しているのは全て脳と神経があり、それらが体を機能させているという事実です。
その神経機能を健全に保つ事こそが首こりを無くす一番理にかなった方法です。
神経機能が健全であれば首こりどころか
体の動き、バランス感覚、内臓機能、免疫機能が健全に働きます。
多くの治療法は「歪み」という静止した状態しか見ていませんが
人間は動く生命体です。絶えず移り変わる「神経機能」という動的な視点も大切です。
繰り返しにはなりますが
こまめな運動やストレッチで「神経の血流を良くする」
同じ姿勢は続けない
ちゃんと寝る
脳をリラックス(瞑想、深呼吸、マインドフルネス・・)
温める
楽しむ
笑う
そして上部頸椎カイロで首を整え動きを良くして脳血流と自律神経機能を整える(笑)
これらが首こりを神経から改善させる方法です。ほとんどタダで出来ますね(笑)
より詳しく知りたい方は当院までご相談ください。
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